こんにちは。
豊中行政書士事務所の樋口晴一です。
11月の最初の行事は、新嘗祭です。
現在は勤労感謝の日となっています。
新嘗祭は、その年に収穫した新穀を、天皇が神に供えて感謝する宮中行事です。
農耕民族の日本人にとって、新年のように大事な行事です。
新嘗祭の次は、12月13日のすす払いです。
本来は正月に来る歳神様を迎えるために寺社仏閣を清める行事でしたが、次第に現在の大掃除になりました。
すす払いの次は冬至です。
当時は12月22日頃です。
冬至は1年で一番昼が短い日です。
冬至が過ぎると、本格的に冬になっていくことから「ゆず湯」に入ったり「かぼちゃ」を食べたりします。
他には「ん」がつく食べ物(れんこん・みかん)を食べると運に恵まれるという言い伝えがあるようです。
1年最後の行事は「大晦日」です。
大晦日当日は「年越しそば」を食べて長寿を祈ったり、除夜の鐘をききながら年を越します。
ちなみに昔は、歳神様を迎えるために眠らずに過ごすのがしきたりでした。
このような感じで、日本には多くの年中行事があります。
農業の節目や祖先の霊を祀る気持ちが表れています。
時代が変わっていくにつれ変化しながら受け継がれてきてました。
これからの未来では、どんな年中行事になっているか楽しみですね。