豊中の神社を紹介~原田神社~

こんにちは。

豊中行政書士事務所の樋口晴一です。

今回は原田神社の紹介です。

原田神社は、桜塚古墳群の跡地に創建されました。大昔は素戔嗚尊などを祀って祇園神社と呼ばれていました。

鎌倉時代からは祇園信仰(牛頭天王信仰)と習合しました。

神仏習合っていうものです。

東は手嶋郡榎坂村(吹田市江坂)、西は川辺郡富松村(尼崎市富松)あたりまでの摂津国中西部72村の産土神社となり、西牧総社呼ばれました。

しかし、安土桃山時代に兵火によって社殿のほとんどが全焼してしまいました。

ここ周辺の寺社仏閣は安土桃山時代に全焼しているところが多いです。

江戸時代には今ある本殿が再建され吉田大納言家から「原田大明神」の神号をもらって現在の神社名となりました。

また江戸時代では境内を小さくされましたが、境内に接した門前町は能勢街道と伊丹街道の結節点として栄えるようになりました。

なお、NHKの2010年度下半期の連続テレビ小説『てっぱん』で、主人公の村上あかり役の瀧本美織がトランペット演奏を披露するロケ地となりました。

豊中市役所や阪急宝塚線の岡町駅の近くで、とてもお参りしやすい神社です。

ぜひ、参拝してみてくださいね!

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h.higuchi