こんにちは。
豊中行政書士事務所の樋口晴一です。
今回は稲荷神社(豊中稲荷神社)の紹介です。

ご祭神…宇迦御魂神・天照皇大神・月読命
住所…豊中市本町7-3-7

この豊中稲荷神社ができた年は全くわかっていません…
でも、行基が建てた金寺(かなでら)の鎮守社として創建されたと伝えられています。
行基って、奈良時代のお坊さんです。
東大寺の大仏を作った人の1人なんですよ!
(だいたい、この豊中稲荷神社は、奈良時代にできたことはわかりますよね!)
豊中稲荷神社は、金寺を守る神社として建てられました。
…といっても、実は金寺を守るための神社だけでなくて、元から豊中稲荷神社がある山は、新免宮山古墳群という古墳がたくさんありました。
そのため、大昔から祭祀(お祭り)が行われた聖地でした。
そんな日本の歴史でとても有名人と関係がある歴史が長い神社です。
やっぱり歴史が長いと…山あり谷ありです。
特に1578年に織田信長は、伊丹城にいる荒木村重を攻めるときに、豊中稲荷神社の建物やお宝も焼いてしまいました…
なんとかご神体は守ることができましたが…
こんなことがあったので、いつ神社できたのか書かれた本が灰になってしまいました。
その後、戦国時代から平和になった江戸時代(1651年)に急いで造った社殿から、ちゃんとした社殿を再建しました。
そして1970年に再建320年を節目として社殿等を新築しました。
実は江戸時代からある社殿は、新しい社殿の中にあります。
ご祈祷のときにチラッと見えるかもしれませんね。
そして今では「北摂のおいなりさん」といわれる北大阪(淀川より北側)の稲荷神社を代表するような神社となりました。
ぜひぜひお参りやご祈祷に行ってみてくださいね!
