年中行事~1月15日まで~

こんにちは。

豊中行政書士事務所の樋口晴一です。

1月7日は松納めです。

飾っていた松飾りなどを取り外す日です。

(かわって、1日から松納めまでを松の内といいます。この期間は、歳神様がいらっしゃる期間とされています。)

また、松納めの日と同じ日は「人日(じんじつ)の節供」があります。

1月7日は「人日」といわれていて五節供の一つです。

中国で正月に動物占いをするならわしがあって、7日目に人間を占ったから「人日」といわれるようになりました。

さらに、「七草の節句」ともいわれています。

春の七草を粥に炊き込んで「七草粥」を食べます。

1月11日は、鏡開きです。

鏡餅をおさげして、雑煮などに入れて食べます。

歳神様が宿っていた鏡餅を食べてエネルギーをもらって健康を祈る気持ちを込められています。

昔は、この日が仕事始めでした。

武家では具足開き、農家では田打ち正月、商家では蔵開きといっていました。

1月15日は小正月といいます。

また正月は女性を労うために女正月ともいわれています。

実は、昔の日本の正月は旧暦の15日でした。

しかし、中国の影響で1日を正月になりました。

そのため、1日を大正月とし、15日を小正月として今に受け継がれています。

これで1月の行事は終わりです。

次は2月の節分からです!

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h.higuchi