こんにちは。
豊中行政書士事務所の樋口晴一です。
通過儀礼とは、人が成長していく中で、節目に行う儀式…
実は私たちが生まれる前から始まっているんです!!!
まず最初に「帯祝い」というのがあります。
これは、妊娠5か月目の「戌の日」に腹帯を巻くものです。
多産でお産が軽い犬のように安産になるように祈ります。
よく安産の御祈願の記念品に腹帯を頂きますよね!
そして、祖父母や親戚は妊娠5か月の戌の日までに「御帯祝」という表書きのお祝いを贈ります。
受け取られたら、お礼状だけ返します。お返しは不要です。
次に「お七夜」!
赤ちゃんが生まれて7日目をお七夜といいます。この日に命名式をやります。
昔は赤ちゃんの死亡率が高くて、この日を迎えられたことをお祝いして赤ちゃんに命名したことから始まります。
両親と両家の祖父母などが集まってする身内のお祝いです。
実際には出生届を出すのは生まれてから2週間以内ですよ。
祖父母や親戚は、招かれた場合は当日に「祝御七夜」または「祝命名」という表書きのお祝いを持参します。
お返しは当日祝いの席で、もてなしますので「不必要」です。
なお出産祝いは、祖父母・親戚・友人・身近な人が赤ちゃんが生まれてから7日~1か月以内に「祝御出産」または「祝初着」という表書きでお祝いを送ります。
受けた方は「内祝い」で頂いた金額の半分程度を目安にお返しをします。