こんにちは。
豊中行政書士事務所の樋口晴一です。
赤ちゃんが生まれて1か月ほど経ったら、「お宮参り(初宮詣)」を行う地域が多いです。
これは、赤ちゃんの成長や幸せを祈る儀式です。
生まれた土地の守り神「産土神」にお参りして、氏子になったことの挨拶をします。
今では、いつお参りするかは天気や赤ちゃんの体調を考えることが多くなっています。
赤ちゃんの体が大事ですし、神様も赤ちゃんの体のことを一番大事に思ってます。
お参りするときは、赤ちゃんには「白羽二重の内着」を着せて抱いて、その上からは祝い着をかけて赤ちゃんを抱く人の首の後ろで紐を結ぶのが正式です。
一生のうちで数回しかないことですから、すぐにはできません。
前もって、5㎏ぐらいの米袋を抱いて練習しておくこともいいですね。
実際にお参りされるときに着付けるだけで相当時間がかかって、赤ちゃんの機嫌が悪くなって泣き出しちゃった…ということも5組のうちに2組ぐらいはありました。
赤ちゃんを抱くのは父方の祖母が多いようですね。
祖父母や親戚は生まれてから1か月以内に「宮参り御祝」または「祝御宮参り」という表書きのお祝い「現金か宮参りの衣装」を贈ります。
受け取られたら、お祝いの席でもてなすのでお返しは不要です。
「お宮参り(初宮詣)」を迎えるのは「神社」が役割です。
よくお寺が「お宮参り」をしていますが…よく考えても一般的に「お宮」は「神社」のことですよね。