こんにちは。
豊中行政書士事務所の樋口晴一です。
ひな祭りが終わったら彼岸ですね。
彼岸は3月と9月にあります。
3月は「春分の日」、9月は「秋分の日」を真ん中にして前後3日をいいます。
彼岸は仏教の言葉で、あの世のことです。
「秋分の日」や「秋分の日」は太陽が真西に沈むことと、「西方浄土の信仰」が重なって先祖供養の時期になりました。
彼岸の初日は、先祖の霊を迎えるために仏壇や墓の掃除をしたり、団子やぼたもちを作って花と一緒に供えます。
彼岸の間に「彼岸会」という法要が行われます。
4月には、8日に花祭りがあります。
花祭りは「灌仏会」「仏生会」ともいわれていて、釈迦の誕生日に行われる仏教の行事です。
釈迦が生まれた時に、龍が現れて正常な水を吐き、その吐いた水を産湯にした伝説があります。
この伝説から仏さまに香りがついた水をかける行事になりました。
5月は、端午の節句です。
現在では「こどもの日」ですね。
「端午」は、月のはじめの午の日をいいます。
この時期は、季節の変わり目で病気になりやすいため菖蒲といった薬草で邪気を祓う風習がありました。実は、
「端午」は女性を中心とした祭りでしたが、菖蒲が「勝負」「尚武」と読みが同じことから次第に男子の節句へと変化しました。