コツコツとやっていきましょう…

こんにちは。

豊中行政書士事務所の樋口晴一です。

LGBTQではない方にとっての日常生活や言葉は、実はLGBTQにとって辛く感じたり嫌に思ったりすることがあります。

実はずっと続いてきたLGBTQへの差別や偏見・固定観念から、なかなかLGBTQはカミングアウトができずに隠して生きてきました。

「LGBTQへの理解がない」と言われても、多くのLGBTQが隠したからLGBTQの問題が見つからなかった。

最近になって多様性・個性といった「みんな違ってみんないい」と考えられる社会になってきたということも理由かもしれません。

理解がないと言うより、「気づけていない」「みんなが初学者」ということが正しいのかもしれません。

LGBTQでない方にとっては「まさか身近にLGBTQの方がいる」と気づくことはできません。

まさかいるとはわからずに、差別や偏見・今までの固定観念を言ってしまう…

その差別や偏見・固定観念を聞いたLGBTQの方は、さらに隠して生きる…という悪循環が続いてきました。

個人を尊重するという大事なことが、LGBTQの方にとっては尊重されていないという現状になっています。

LGBTQの方にとって生活上の困難を軽くするための法律や制度は必要ですし、学校やテレビ・新聞でみんなが知ることができるようにするというのも大事ですね。

でも、仕組みを作ればいい・知識を提供するだけというものではなくて、差別や偏見・固定観念といった人の心も新しくしていかないと全く法律や制度や努力は無意味なものになってしまいます。

あとLGBTQにとって困難がない世界が何年かかるか…

今すぐにはできませんが、コツコツと不自由のない世界にしていくことが大事ですね。

この記事を書いた人

h.higuchi