LGBTQの子供たち

こんにちは。

豊中行政書士事務所の樋口晴一です。

子供たちのほとんどは学校に通います。

ここで大問題が起きます。

学校では、基本的に戸籍に従った男女(体の性別)で区別されます。

そのため、人間関係・制服や学校行事が原因で不登校になったり、LGBTQであることだけでイジメにあってしまったりします。

子供たちは、学校で教わることが絶対に正しいと思っています。

学校が「男」「女」と区別しているのに、LGBTQの本人は「違った性別」を主張する…

「私って、女(男)なのに男(女)ってされちゃってる。私が間違っているのかな…」

「学校が男(女)って言ってんのに、女(男)って言ってる。嘘つき!」

このようなことを言われてたら子供が精神的に追いやられますよね。

もっとひどいことを言われて、最終的に自ら命を絶ってしまうという場合もあります。

親・教師や友達が理解している場合は苦痛は穏やかになりますが、多くの子供たちがLGBTQではないためLGBTQの子供たちは自分のことをカミングアウトすることができません。

そして親としては「自分の子供が少数のLGBTQとは…」、教師としては「仕事が増える…少数のLGBTQが生徒にいた…」、友達としては「男か女しかいないと思っていなかったのにLGBTQって何?」というように厄介で不思議な存在として扱われてしまいます。

LGBTQの子供としても、どうせ言っても他人は理解してくれない・イジメられるかもしれない・怒られてしまうと考えてしまって、本当の気持ちを隠してしまう場合もあります。

さらに大人であったら、生きていくために一人暮らしになるという手段があります。

しかし、子供は一人で生きていけません。

生きるために気持ち隠して生きるか、カミングアウトして危険に見える道を歩むか…

多くのLGBTQの子供たちは、そんな重大な決断をすることもあります。

体や心が一番成長する大事なときに、本当に苦しい思いをしているLGBTQの子供たちが多くいます。

この記事を書いた人

h.higuchi