こんにちは。
豊中行政書士事務所の樋口晴一です。
冠婚葬祭って何でしょうね…
真ん中の「婚」「葬」はわかりますが、端っこはパッと思い浮かびませんよね
まず、人は生まれてから入学・卒業・成人・結婚といった節目を迎えますよね。
これを「通過儀礼」といいます。
そして、弥生時代から稲を作ってきた日本人は、自然や神様を敬って生きてきました。
そして、稲を作るのは1年のルーティン…「年中行事」っていう1年を通じて季節によって違った行事としてお祈りをしてきました。
この「通過儀礼」と「年中行事」を合わせて「冠婚葬祭」といっていました。
日本人って昔から自然の中で生きてきた、自然に生かせて頂いているという意識があったんですよね。
「冠」とは、本来は元服の時に冠をかぶる「加冠の儀」のことをいいました。
現在では、生まれてから長寿のお祝いをひっくるめていわれるようになりました。
私の母校「國學院大學」では、成人式の日(だったかな?)に「成人加冠式」という行事があります。
一着しか着れませんが、学生さんが多くの種類の着物を着て、大学の中にある神社にお参りをします。
「祭」とは、年中行事のことです。
年中行事とは、正月・建国記念の日・お彼岸・大祓・敬老の日といった毎年訪れる行事のことですね。
冠婚葬祭って、命の大切さや自然への感謝なんです。
勝手に思っていることですが、SDGsって日本人は「冠婚葬祭」を知ることで、ほとんど達成できるんじゃないかなっと。
今は、本来の意味が忘れられて形だけになっちゃっているのもあります。
本来の意味を知ることで、自然や神様や他人を敬って、色んな命や自分・他人の命を大切にする心を成長させることができますよね。
これって日本人が海外の方にも伝えられたら、より良い世界になりそうですね。
実は、日本人は世界を救うことができる民族かもしれませんね。